Spring has come

EARTHSCAPEの作品、パークシティー豊洲のランドスケープ。二十四節気をデザインコンセプトとし、レジデンスの中に24の庭（24sites）がつくられています。竣工から数年経ち、植えた木々が育ってきたこともあり、2週間ごとにどこかが見頃を迎える庭を追いかけながら、現在改めて作品撮影をしています。

これは少し前の時期ですが、立春の庭。
紅梅白梅が対となって咲く構成になっています。（旧暦では年初めで、新しい年の幸運を願う時。シンメトリーな構成と紅白は縁起が良いとされています）暦の上では立春が寒さの頂点で、この翌日から徐々に寒さが緩んでくる、文字通り春が立ちあがる日。春といえば、桜のイメージが強いですが、それに先んじて春の訪れを感じさせてくれる梅の花です。

Park city Toyosu, 2008(Tokyo, Japan)
Good Design AWARD

photo Tadamasa Iguch